The1736のページ


旅行>裏磐梯猫魔スキー場


はじめに

2016年1月20日に裏磐梯猫魔スキー場に行った際の記録です.

突然催行決定させた弾丸スキー旅行でした. 1人旅でした.

裏磐梯猫魔スキー場とは

星野リゾート・裏磐梯猫魔スキー場(通称:猫魔スキー場, 猫魔?)は福島県耶麻郡北塩原村に位置するスキー場です. 同星野リゾート系列の「アルツ磐梯」は良く聞きましたが, この猫魔の存在を知ったのは直前でした. 郡山駅から無料送迎バスが出ており, 時間はともかくアクセスには困らないのではないかと思います.

旅行概要

今回は「スキーツアー」というものを利用せずに行きました. 基本的にツアーのほうが安くなるのが定番ですが, 今回はリフト券無料の「雪マジ」を使う理由からツアーを使わなかったのです.

雪マジ! とは

雪マジとは, リクルートが運営する「マジ☆部」というサイトで, スキー・Jリーグ・温泉等が無料/割引になるというサービスです. 以前「スキー場の若者離れを防ぐためにリフトを無料にする取り組みが」という報道を見た覚えがありましたが, おそらくこれのことかと思います.

マジ☆部 (https://majibu.jp/)

マジ☆部のうち, スキー場でお得なのが「雪マジ!19」です. かなりの多数スキー場が平日...場所によっては休日までもがリフト券無料でゲットできるものです.

私も, 昨シーズン Mt.Naeba(苗場スキー場・かぐらスキー場) に行った際は雪マジ!19を利用しました.

今回20歳にあたる私は20-22歳が利用可能な「雪マジ!ふくしま」(>>雪マジ!ふくしま) というもので, 「福島・平日」という条件でリフト券が無料です.

なお, この他にも「雪マジ!20」(リフト券最大半額)や「プリンススノーリゾート20才リフト無料」(西武プリンス系列・平日に無料)というものがありました. ※当方, 回し者ではありません. ただの紹介です.

基本情報

出発日2016年1月19日(火)
滞在日2016年1月20日(水)
帰着日2016年1月21日(木)
バス出発地二俣新町駅
経由地福島県郡山市内
目的地裏磐梯猫魔スキー場
バス代(片道)2,120円
バス代(往復)4,240円

バスはさくら交通バス(二俣新町・東京・新宿→福島方面)の夜行バスを利用. 通常料金「二俣新町駅-郡山駅 : 3,500円」のところ, 先着数名限定「サクゴーセール」適応で2,120円に.

郡山駅-スキー場は星野リゾートによる無料シャトルバスの為, 0円. その他かかった経費としては, 滞在日の3食と時間調整のカフェ・温泉等. 諸経費含め合計7千円程度だったかと思います.

旅程

実際の旅程を記載します. なお, 写真は低スペックスマートフォンのため低品質です.

1日目

午前 (スキー場探し)

この日は高専で通常の授業日でした. その翌日が所謂「試験休み」というもので, 平日が休みだったのでスキー場に行こう...とまでは計画してました. 20歳リフト無料の効果を活かしたく, 候補としては西武プリンス系列(苗場・軽井沢等)または福島エリアで検討していました. しかし, 上越は「暴風雪」という予報が出ていました. さらに, 軽井沢バス転落事故の報道が大々的にされたため気分的にツアーバスう~んということで予約ボタンをなかなか押せずにいました.

天気予報を見たり, 前日には各スキー場に電話なりしましたが結局「直前にならないとわからない. でもリフトが動かずスキー場自体クローズの可能性もあり」ということだったので, そのまま滑走日前日(1日目とします)を迎えます.

昼 (スキー場決定)

猫魔スキー場HP(http://www.nekoma.co.jp/) の天気予報とリフト運行予定で「5本運行」とのことだったので, 猫魔に行くことを決定させました. なお, もう一つ検討していた「アルツ磐梯」は終日全面クローズとのことでした. 裏磐梯エリアと表磐梯エリアで差が出ることがあるようです.

夕方 (予約完了・準備)

この後夜行バスに乗るという実感もないまま, さくら観光バスHP(https://www.489.fm/) より予約を済ませました. 当日予約ギリギリまでサクゴーセールなるチケットが余っていたことから見て, 乗客少ないとは予想しました.

友人に同行を促しましたが, 「今日出発とか無理でしょw」という当たり前の返答があったり, またスキー・ボードをやる友人らは多くがすでに他のスキー場を予定済ということでだれも見つけられませんでした. 直前に「おう今から郡山行くぞついて来い」って来る奴いたら逆にびっくりですが.

22:30ごろ・二俣新町駅 (集合場所到着)

二俣新町駅前バス停留所

予約時から疑問だったのですが, 京葉線のベスト・オブ微妙な駅(私的ラインキング)1位の二俣新町駅が集合場所でした. 住宅やマンションも少なく, 武蔵野線の両分岐の途中の駅のため両端より列車本数が少ない&船橋方面から行きにくい(南船橋駅等で乗り換えが必要)です. 実際, 駅前に人は全然いませんでした.

22:50ごろ・同駅(バス乗車)

集合時刻は出発10分前とのことだったので, 駅前のコンビニで飲み物だけ確保して乗車しました. なんと, ここからの乗客は私ただ1人でした. 多分, バス車庫等の都合で「一応寄っておこ」的な設定なんでしょうね.

23:00~翌5:00 二俣新町-郡山駅

さくら観光・FKSS04便の夜行バスで北へ向かいます. 途中東京駅での停車は記憶がありましたが, 新宿は記憶がなく途中2回停車するのSA等も止まった気がする...程度に眠れました. また, 東京と新宿ではある程度の乗客を載せていました.

4列スタンダードシートっていうものは足が少しつらかったですが前後と横に人がいなかったので, 気にせず過ごせたのも良かったですね.

2日目

5:00・郡山駅東口

郡山駅東口
郡山駅東口

バスの到着である郡山駅東口に到着です. 西口は栄えていますが, 東口はかなり小さいロータリーです.

夜行バスの降車は基本的に毎停留所で出欠確認はしているので乗り過ごしの可能性は無いと思いますが, 私は高速を降りてから一般道(雪道)を走る振動で目が覚めました.

5:20・デニーズ東口店

暗い雪道を歩くこと十数分, デニーズ郡山東口点 (>> 店ホームページ )に行きました. まだ多くの店がやっていない中この24時間営業&比較的長い時間いられるということで良い場所でした. 同時に朝食です.

デニーズ郡山東口
デニーズ郡山東口

確か「野菜と三元豚のピリ辛チゲ~ごはんつき」だったと思います.980円(税抜)なり. 熱くて辛い料理は雪道で冷やされた体にとって最高ですね. ここで7時まで過ごします.

7:30・郡山駅西口

郡山駅西口
郡山駅西口

実は郡山駅は毎年1回から2回は乗換で使っている駅です. 北海道の鉄道旅で郡山は必ず乗換になるんですよね. 2年前は福島で帰りに一回乗換に失敗し, 時間の都合上郡山で新幹線に乗り換えたという思い出もあります. (どうでもよ)

西口はかなり栄えており, 千葉駅よりも都会じゃないか? レベルです. 新幹線駅だということも大きいですね. 駅内のスターバックス・コーヒーでシャトルバスを待ちます.

8:15・星野リゾートシャトルバス

>> 裏磐梯猫魔スキー場HP- 郡山駅-猫魔スキー場シャトルバス

郡山駅に来ていた星野リゾートシャトルバスに乗車しました. 予約無&無料ということで, 他の近隣スキー場と比較してこの郡山駅からの交通費ゼロっていうのは大きなアドバンテージだと思います. 同系列のアルツ磐梯もシャトルバスが用意される...はずですが, この日は悪天候のためクローズでした.

10:15・裏磐梯猫魔スキー場(到着)

走ること2時間, スキー場に到着しました. 車内では寝てたので途中のことはよく覚えていませんが, 郡山駅の近辺はかなり渋滞が広がっていことを覚えています.

裏磐梯猫魔スキー場
裏磐梯猫魔スキー場
裏磐梯猫魔スキー場
裏磐梯猫魔スキー場

※下2つの画像はスキー場の前の道路です.

10:30・リフト券&レンタル

リフト券は雪マジ!ふくしま適応で無料, かわりにスキー板&ポールを単品レンタルしました.(ブーツのみ手持ち利用) レンタル代3,400円なり. 料金はスキー3点やボード2点が4,600円とスキー場併設レンタル店としては一般的でしょうか.

滑走!

裏磐梯猫魔スキー場
裏磐梯猫魔スキー場
裏磐梯猫魔スキー場
裏磐梯猫魔スキー場

画像はいずれもニャンダーマウンテン・ファミーユゲレンデ付近. あまりにも傾斜の少ないエリアで何だこれはと思いましたが, 子供向けの広場的存在も兼ねているらしいですね. 平日ということもあるのか子供はいないどころか, 誰もリフトに乗っておらずリフト担当のおっちゃんが可哀想でした. (そんな私も1度しかこのリフトは乗りませんでした)

ただ, リフトを降りてから初心者コースのみで下山できるというのはここだけで, 他のリフトは必ず中級者コースを通過しないと下山できません. アムール・プロムナード・アウト経由ファミーユ・ゲレンデを通れば距離の短い中級者コースと初級者コースのみでいけます. スキー場まとめサイト的なところによると, このスキー場自体全体的に初心者向けではなく中上級者向けっぽいです.

13:00・昼食

午前写真を撮った時は良い天気でしたが, 午後は雪が降ってきました. 防水スマートフォンではないので, 写真ありません. 13時ごろに昼食に向かいました.

クラッシック猫まんま

クラッシック猫まんま なる物を食べました.

13:30・再開

一人スキーだと他にやることがないので, ひたすら滑ります. 雪がさらに強くなっていました. 中級コースを中心にいろいろ滑ります. 最終的にはダルジャン・センター(最大33度/平均17度)をメインに登り降りしました.

16:00・終了

最後はもうゴーグルも雪で白くなり, 視界不良の中滑るという連続でした. 多くの人が滑走終了しており, 逆に人がほとんどいなかったのが安全といえば安全だったのかなと...(

固まったニット帽
↑固まったニット帽
裏磐梯猫魔スキー場
↑終了時の様子

レンタル返却・着替え等を済ませバスを待ちます.

16:40・星野リゾートシャトルバス

裏磐梯猫魔スキー場

帰りもバスで駅に向かいます. 雪が強く, 足は埋まるしでバスに乗るまでの短い距離が大変でした.

18:40・郡山駅

バス到着後, 夕食を探しに歩きます.

19:00・まぜそば凛々亭

まぜそばウマそうと思って駅前の商店街に行ったのですが...

まぜそば凛々亭
まぜそば凛々亭

ウッ

19:10・喜多方ラーメン

喜多方ラーメン

福島ということで, 駅の1Fにあった店で喜多方ラーメンを食べました. 特徴のある麺の味がなかなかハマりました.

19:40・まねきの湯

早朝利用したデニーズ郡山東口の近くにまねきの湯・郡山店がありました.
>> まねきの湯 (http://www.manekinoyu.jp/koriyama/pc/

たった540円(税込)で風呂の他休憩所が利用できます. フリータイムの翌1:00までが通常営業ですが, 深夜営業代1300円を払えば翌朝9:00まで仮眠ではありますが利用可能とのことです. 俗にいう健康ランドっていうやつです. ここを日付越しの場として利用すれば郡山付近のスキー場を2日回ることも可能ですね! (なお体力負担)

23:30・ドンキホーテ

まねきの湯を含め, このドン・キホーテはショッピングセンターのエリア(郡山駅東ショッピングセンター)の中で, 最後に夜行バス内での飲み物を買いました.

24:00・郡山駅東口

東京方面夜行バス出発です. 行きと同会社(さくら観光)のFKSS03便に乗車しました.

3日目

6:10・二俣新町駅

バス降車です. このバスもまた, 東京駅から二俣新町駅は乗客ただ1人でした.

二俣新町駅
↑二俣新町駅で迎える朝日

その後, 京葉線・外房線・総武本線を経由して帰宅です.

動画

悪天候でカメラアングルを確認せず撮影したので傾きがひどいですが, 動画作りました.

おわりに

弾丸旅行だけあって, はたしてうまくいくかと心配でしたが何も問題なく帰ってこれました. スキーバスも各方面充実していますが, 普通の夜行バスを使うというのも面白いですね. スキー場往復だけではなく, 郡山駅付近で過ごせる点や通常の「夜発日帰り」のように夕方早い時間に切り上げて帰ってくる必要がないという点が良いと思います. 0泊なので安上がりの割には滑走時間が長く取れるのです. なお, 体力負担はお察しください.

裏磐梯猫魔スキー場は確かに中上級者コースがメインで, 滑りごたえのある斜面が多くなにより雪質が最高でした. アイスバーンのようになってしまっている場所と違って転倒も怖くありません. 苗場・軽井沢プリンス等と比べると設備の古さや案内板等の少なさは感じましたが, コースは十分楽しめると思います.

スキーバス以外を使った移動で気をつける点はバスの荷物ですね. 今回使ったさくら観光バスはスキー用具は持ち込み禁止(トランクへの搭載も不可)とのことです. マイ板使いたければ宅急便で送れとのことでした. 個人調べですが, JRバスも持ち込み禁止です. 一方でウィラートラベルはスキー板も持ち込みOKとのことで, 千葉県民なら東京ディズニーリゾート発の夜行バスをうまく使えるかもしれません.

次回は西武バスの「ホワイトスノーシャトル」を利用した苗場スキー場での滑走を検討しています.

管理者

新着記事全体

人気記事全体